就活をやっているけどなかなか内定がもらえなくてつらい、
自己分析とか面接の練習とか色々やっているけど結果が出ない、
どうしたらいいんだろう。こういった悩みに答えていきます。
この記事を書いている僕は、就活浪人を経験した後、
実際に社会人の方から受けたアドバイスで無事内定をゲットできたのでそのノウハウを公開します。
本記事の内容
- 自分の安売りはするな
- 具体的な貢献はぶっちゃけ新卒には求めていない
- 最終的には一緒に働きたいかどうか
自分の安売りはするな
就活で一番重要なのがこれです。自分の安売りをしないこと。
他人や企業に合わせるとぎこちなくなるのでそれを一旦やめて、まずは自分が楽しかったこと、
経験してきてよかったなと思えたことをピックアップし、
それを仕事に置き換えてマッチする企業にエントリーすると良いです。
僕の失敗談を話すと、就活1年目は仲のいい先輩に誘われて広告・出版・マスコミ関連を探していました。
今考えるとアホだなと思うのですが、自分の将来を他人にお任せしていました。
もちろん、先輩はとても性格が良い方でしたし、今でも尊敬しているのですが、
自分の将来を他人に預けてしまったという点では完全に失敗でした。
もともと広告とか出版に関する経験なんてないのにその世界に飛び込んでしまったので、
周りの優秀な就活生に完全に圧倒されてしまいました。
自信は失うわ、目指している業界に関連する経験も何もないので履歴書に書くこともなく、
結果全て不合格。就活浪人になりました。
そこで僕がやりなおしたのは、自分の人生経験を一度洗い出し、それに近い仕事を探すことでした。
僕の実家は自営業でしたので、会社の経営というキーワードが浮かびました。
そうすると経営コンサルティング業界や銀行などの選択肢が出てきて、エントリーをしました。
自分の経験からスタートしているので履歴書も面接もスラスラと説明ができるのでとても楽でした。
結果として、ある大企業に内定をもらい、今もそこで働き続けています。
就活がつらいと感じているみなさんは、一度自分の人生を振り返ってみて
自分が置かれた環境や無意識に経験してきたことをピックアップしてそこから似ている業界や企業を探してみてください。
具体的な貢献はぶっちゃけ新卒には求めていない
これは3万人の就活生にアドバイスをしてきたキャリアコンサルタントから言われたことです。
最初に聞いたときは戦力としてカウントしていないと言われているようで嫌だなと思っていたのですが、
そういうことではありませんでした。
確かに、新卒の学生が企業に入ってすぐにできることは少ないのは事実です。
しかし、それでも企業は新卒の学生を採用します。なぜなら、企業の将来を担ってくれる人材が欲しいからです。
つまり新卒の学生に求めることは、その学生がどんな人間で、将来はどのようなキャリアを考えているのか、
それに向けてどのような取り組みをしているのかを見たいのです。
だから、面接で具体的な貢献など語る必要はありません。
将来はどのようなことをやりたいと思っていて、それが企業とハマるかどうかが重要です。
最終的には一緒に働きたいかどうか
この言葉は僕が入社した後に先輩から言われたことです。当たり前ですが、企業は組織です。
一人ではできない大きな計画を限られた期間で成功させるためにチームを組んで活動します。
その中でメンバー同士のベクトルが合わないことは大きな障害になります。
就活生からすると、社会に出て働いている人はとても大きな存在に見えますが、同じ人間です。
感情があります。嫌なものは嫌なのです。
だから、チームの一員として迎えるためにも、一緒に働いていたいかという思考は必ず入ります。
ここで就活生が自分の人生や仕事に対する考え方、求めているキャリアがしっかり相手にハマれば、喜んで迎え入れてもらえます。
大事なことは、本当の自分を見てもらい、その上で「一緒に働きたい」と思ってもらうことです。
嘘をついて気に入ってもらっても、会社に入ってからどんどん辛くなりますし、そして嘘は面接の段階で見抜かれます。
ぜひ自分の人生を見つめ直し、効率的な就活に役立ててください。