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【リーダーシップとは?】リーダーがやってはならないことを4つ紹介

2022年5月17日

内容に広告・プロモーションを含みます

こんにちは。チームのリーダーや管理職になって以下の不安をお持ちの方はいらっしゃいますか?

  • 新しくリーダーに抜擢されて不安
  • 部下から嫌われたくないという気持ちが強く、うまく指示ができない
  • 部下から嫌われるの怖くて間違っても指摘できない

今日はこのような悩みをお持ちの方に、「リーダーがやってはならないこと」を4つご紹介します。
この記事を読むことで、明日から肩の力を抜いてマネジメントに集中することができるようになります。
それではどうぞ。

完璧なリーダーを目指す

まず一つ目が完璧なリーダーを目指すことです。
これは「リーダーとしてしっかりしなきゃ!」と思えば思うほど陥りがちです。

世の中に出回っているマネジメント本やリーダーシップを説いた本を読んでみると、共通するのはどれも「完璧なリーダーであれ!」と言っていることです。
部下の意見を注意深く聴く「傾聴力」を備え、
誰とでも本音で語り合える「コミュニケーション能力」を持ち、
みんなが納得するような方針と目標を設定する「目標管理能力」など、これら全てを身につけろと主張しています。

正直無理です。

僕は今大企業に勤めていて、たくさんの配置換えを経験しました。
それに伴い上司も何度も変わりましたが、みんな素晴らしい点も欠点も両方持っていました。

ビジネス本に書いてあること全てを身につけていませんでしたが、それでも尊敬できる上司でした。
完全に平社員目線の意見ですが、多少欠点があるくらい何も気になりません。
完璧を求めて今の自分を押し殺してしまうくらいなら、
メンバー全員に「俺は完璧じゃない。その証拠に今は◯◯が苦手で困っているから手伝ってほしい」と正直になるくらいでちょうどいいです。
メンバーはメンバーで、(リーダーも含めた)周りの人間の役に立ちたいと思っている人間がほとんどです。
その気持ちを汲んでぜひメンバーに助けてもらいましょう。

完璧な成果を求めて部下をコントロールする

チームリーダーとして、会社から出されている方針を達成するということは重要なミッションです。

ただ、そのために部下をガチガチにコントロールすることは避ける必要があります。
ここで注意すべきなのは、仕事の指導がそのまま人格否定につながることです。

大事なことは部下に成果を上げさせるよう方向付けをすることです。
それが結果として会社の方針を達成することにつながります。

メンバーは事業を遂行するプロセスの一部を担っており、どうしても目の前の仕事の範囲だけで考えてしまいがちです。
リーダーが見ているプロセスの全体感を伝えて目線を上げてあげましょう。
そうすることで部下は自然と解決策だったり、アイデアが浮かんできます。
自分が担っている役割をメンバーが自覚することにもつながりますのでぜひプロセス改善の目線でコミュニケーションをとってください。

全て部下まかせで何も管理しない

何かに縛られるのが嫌な性格のタイプに多い考え方ですね。
これは一見、部下の育成からすると良さそうに見えますが、実際は悪影響です。

先ほども書きましたが、部下は事業プロセスの一部を担っており、全体感が見えているわけではありません。
だから良かれと思ってやったことがチーム全体からすると悪影響ということもしばしばあります。
この時にしっかりなぜダメなのか、そのためには次どうしなければいけないか、正確に伝えておく必要があります。

部下とのコミュニケーションをとらないでいると、結果的にマネジメントや部下の育成を怠っていることになります。
また、部下からすると、相談してもまともに受け止めてくれてないので頼りないと思われてしまいます。

部下をコントロールするのが嫌だという考え方から、部下の様子をうかがって、困っていると思ったら軽く会話するという方向に変えていきましょう。
時々でいいので簡単な報連相を行うことでチームの生産性を維持・向上させることができます。

大きな変化を期待する

今の自分やチーム、働いている会社やそのビジネスモデルが嫌なときに湧く感情です。
この感情に支配されると、なんでもいいから大きな変化を期待して周りにあれやこれやと要望するようになります。

もちろんビジネスを成長させたいと思うことは素晴らしいですが、現状を否定すると目指す未来へ向かうことができません。
スタート地点である現状を真摯に見つめることも重要です。
これは完璧主義とも似ていますね。

まずは、5%でいいので、毎月何かを改善し続けましょう。
チーム全体の残業時間でもいいですし、売上、経費、なんでも構いません。
毎月5%の改善を繰り返すだけで1年後は約1.8倍になります。
およそ2倍の生産性向上です。

スティーブ・ジョブスのように一度に大きな変化を起こせる超天才のビジネスパーソンもいますが、それも非常に緻密な準備に裏打ちされた成果です。
超天才ビジネスマンでなくても、毎月何かしらを5%改善することは可能です。
そしてその5%の改善をしたら、実現してくれたチームメンバーに誠実に感謝の気持ちを伝えましょう。
それはメンバーの動き、すなわち努力を認めていることがメンバーに伝わります。
一度に大きな変化を求めるのではなく、日々の改善を行うことでリーダーシップとメンバーのエンゲージメントの両方を手に入れましょう。

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takaya

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