こんにちは、米澄岳弥(Yonezumi Takaya)です。
子どもが勉強嫌いで困っている方はたくさんいるのではないでしょうか。
特に、中学生になると科目数も増えるので勉強が嫌いな子どもはますます勉強嫌いになる可能性があります。
僕は中学生のとき、1年で偏差値を30→60に上げた経験がありますので、どのようにして勉強が好きになったかを実体験をもとに解説します。
それではどうぞ。
勉強が好きになる方法
結論から言うと、親が子どもから勉強を教えてもらう方法が良いです。
なぜなら、教えることが一番記憶に残りやすいからです。
子ども時代は授業で知識をインプットする時間は多いのですが、アウトプット、つまり人に説明する時間は少ないです。
僕が中学生時代、成績がぐんぐん伸び始めた時期に何をしていたかというと、親と一緒に勉強していました。
僕の両親はそこまで勉強ができるタイプではなかったので途中から僕が親に問題と回答を解説する時間が増えていきました。
今思うと、この親に子どもが勉強を教えるという時間はとても貴重だったと思います。
30歳になった今でも親に遣隋使や遣唐使などの歴史用語を解説した記憶が残っています。
それくらい、人に何かを教えるという行為は教える側の記憶に残りやすいものなのです。
また、僕の両親がそこまで高学歴でなかったことも僕にとっては幸運でした。
もし仮に、両親が東大法学部卒だったりしたらせっかく知識をおひろめしても100倍返しされていたと思います。
僕の小さな自尊心は粉々に砕け散って、勉強嫌いが加速していたかもしれません。
あえて親が子どもに勉強を教わるという構図がある種の優越感を感じさせてくれるので子どもに自信を持たせるために非常に有効だと思います。
子どもがうまく説明できなかったら一緒に勉強しよう
もし子どもがうまく説明できなかったらどうすればいいでしょうか。
答えはシンプルで一緒に調べればいいのです。
僕の経験から言えることは、勉強が嫌いになるのは学校の勉強についていけず、自信を失ってしまうからです。
多感な時期に他人と比較されると心はさらに傷つくので勉強が嫌いになるのも当然です。
大事なことは子どもの自尊心を傷つけないこと、そして勉強を好きになってもらい、正しい判断ができるようになってもらうことです。
大人が子どもに一方的に教えるのではなく、大人が子どもから勉強を教わる時間を作って子どもの自尊心と知識を充実させるように環境を整えてあげることが大事だと思います。
アウトプットする時間を増やして判断力を鍛えよう
日本の教育方法は、どうしてもインプット中心の教育が多いのでせめて家族との時間だけでも子どもがアウトプットする時間を作ってほしいです。
アウトプットするということは、言葉を使って人に自分の思いや考えを伝えることです。
大人になればなるほどこの力が求められます。
単純に知識量が多いだけでは、社会の荒波は渡っていくことはできません。
自分の立場をはっきりと言葉で伝え、他人と協力しながら社会をより良くしていく活動に関わっていかなければいけません。
アウトプットする練習を子どもの頃から積み重ねていけば、社会に出る上で非常に有利に働きます。
親子で勉強を楽しむ過程を通じて、将来必ず役に立つ力を身につけていってくださいね。
応援しています!