- 競争社会に疲れた
- 同期や先輩との出世争いに疲れた
- 競争することが幸せにはつながらないんじゃないかとふと思う
- 売上アップとか業績のプレッシャーがしんどい
- 自分の幸福はもっと別のところにあるんじゃないかと思う
このようなお悩みに応えていきます。
僕も以前は他人に負けたくなくてがむしゃらに頑張っていた時期がありましたが、
勝てなくて挫折を経験したり、頑張っても認めてもらえなくてつらい経験をしました。
その経験をもとに、競争社会の何がおかしいのか、どうすれば抜け出せるのかを具体的に解説します。
目次
競争社会は人と社会をおかしくするから降りよう
競争社会は人と社会をおかしくしてしまうから降りようと言うのが僕の結論です。
具体的に解説します。
競争社会は可能性が一つに絞られてしまうしんどい椅子取りゲーム
競争ってそもそも、一人の勝者になるために多くのライバルと争うことを言いますよね。
ということはつまり、自分の将来像が一つに絞られてしまうことを意味します。
冷静に考えると自分の可能性をものすごく狭めるんですよね、競争って。
そのような意味で椅子取りゲームなんです。
「生き残るためには勝たなければいけない」とかよく言いますけど、むしろ視野を狭めているんです。
しかも勝者は一人だったりと少ない場合が多いです。
競争社会は恩恵を受けられる人間が極端に少な区なる構造になってしまっているんです。
競争社会というのは、構造的に幸福になれる人間が圧倒的に少なくなってしまうんです。
競争社会は人から認めてもらい続ける必要があり苦しい
スポーツの世界であれば実力が影響する要素が強いですが、
ビジネスにおいてはそういう訳でもありません。
政治的な要素が絡んできます。
ビジネスにおいては組織単位で物事が進んでいくことが多いので、
トップが方向性を判断する必要があります。
民主主義的にみんなの合意をベースに決めることももちろん多いですが、
それだと時間がかかりすぎてしまうのでやはりトップが判断することが多いです。
ビジネスの分野において競争に勝つとは、多くの場合出世することを意味します。
この時、そのトップに認めてもらう必要が出てきます。
仮にすごく仕事ができる人だとしても、
組織のトップから認めてもらえなければ給料は上がらないばかりか、
トップと喧嘩ばかりするようになってしまいます。
どれだけ実力があっても認められないのは、
大学を飛び級するほどのエリートであってもあり得ることです。
実際、PayPal創業者として有名なピーター・ティールは著書『ZERO to ONE』の中で競争について語っています。
トーナメントを勝ち進むにつれて、それはますますひどくなる。エリート学生はやる気満々で階段を昇り続けるけれど、ある時点で競争に敗れ夢が砕かれる。高校時代には大きな夢を持っていても、大学では同じく優秀な学生がコンサルティングや投資銀行といった、いわゆる一流の就職先を目指してしのぎを削る中に埋没してしまう。みんなと同じになるために、学生(あるいはその家族)は、インフレ以上に値上がりを続ける、何万ドルもの学費を支払っている。なぜ僕たちはそんなことをしているのだろう?
ピーター・ティール,ブレイク・マスターズ. ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか (Japanese Edition) (pp.63-64). Kindle 版.
ピーター・ティール自身もエリート街道まっしぐらな人間だったのですが、
学歴社会の競争に敗れ人生に絶望します。
しかし、そこから「実業家」という人とは違う道を歩むことで大きな成功を収めます。
競争社会から抜け出したからこそ得られた大きな成功ですね。
競争社会を抜け出すことは、没落ではなくむしろ大きな成功への足がかりです。
人からの評価は意に介さず、新しい分野を自分の好奇心に従って開拓する精神こそが大きな成功を得られることを彼は教えてくれます。
競争社会に疑問を感じている方はぜひ読んでみてください。
競争社会から抜け出す方法
ここからは、実際に僕がどのようにして競争社会から抜け出したのかその方法を解説します。
STEP①:論理的思考を身につける生産性を上げる
これを身につけた理由は二つあります。
- 正しく物事を判断する力を身につけたかったから
- とにかく仕事を効率よく片付けて自分の時間を増やしたかったから
実際、自分で論理的思考ができるのとできないのとでは、生産性にどえらい違いがあります。
論理的思考の具体的な身につけ方や、身につけてる人と身につけてない人の違いについては
別の記事で解説しているのでよかったら読んでみてください。
STEP②:空いた時間を自分のために使う
自分のために使うと言っても、いきなり資格の勉強を始めたりするのはお勧めしません。
というのも、競争社会で疲れきっているところにさらに努力を積み重ねようとしても続かないからです。
僕は以下のような順番で少しずつ慣らしていきました。よかったら参考にしてみてください。
①:休むことに使う(ひたすら寝る)
②:趣味に使う(ゲーム・マンガ・ユーチューブ)
③:自分のスキルアップのために使う(副業)
こんな感じで少しずつでいいので競争社会から距離を取り、自分の人生を歩めるようにしていってくださいね。