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グループディスカッションの苦手・嫌いを克服する方法【すべて実体験】

2022年6月21日

内容に広告・プロモーションを含みます

こんにちは、米澄岳弥(Yonezumi Takaya)です。
今日は、グループディスカッションが苦手または嫌いな就活生向けに克服する方法を解説します。
僕もグループディスカッションは苦手だったのですが、この方法を使うことで大企業の内定をゲットしました。

  • グループワークが苦手・嫌いで克服したい
  • 思うように発言できない
  • パニックになって周りの話も頭に入ってこない

このような課題を持つ方には有益な記事となっています。それではどうぞ。

グループワークの苦手・嫌いを克服する方法

結論からいうと、最初に「じゃあ、始めましょうか!」としゃべるだけです。
なぜなら、チームの主導権を握れるからです。

これは僕の実体験なのですが、就活を始めた当初は周りの雰囲気に流されるだけでした。
そのため、グループディスカッションになると沈黙するか、話についていけなくてオタオタするだけで全然うまくいきませんでした。
それが嫌だったので、どうせだったらもういっそ仕切っちゃおうと思い、最初にしゃべることを意識的に行いました。

やってみてわかったのですが、これはとても良い方法でした。

最初にしゃべり始めた人が場の主導権を握れるのでどのように進めるかもコントロールし放題なのです。
基本的に、日本人は「和を以て貴しとなす」協調性を重んじるので、一度発言してしまえば主導権は握ったも同然です。
自分がしゃべらなくても誰かが発言してくれるのを待つ「お見合い状態」になり、時間を無駄にしてしまうので最初に発言してしまった方がお得です。

主導権を握った後は以下のテンプレを使って議論を仕切ろう

 

そうはいっても、この後どう仕切ったらいいのかわからないよ…

このように思う方もいると思います。
大丈夫です。
議論の進め方にもテンプレがありますので紹介します。

グループディスカッションの時間配分を決める

グループディスカッションは基本的に数十分の時間制限がありますが、以下の時間配分で議論を行うようにしてください。

 

  • 80%:構成作り(アイデアだし・発表内容の検討・発表者の検討)
  • 20%:発表資料の作成

 

この時間配分は鉄則です。
必ず守ってください。
なぜなら、発表内容の構成がしっかり決まっていないと、最後の発表資料にまとめられないからです。

もし守らなかったらその結果は悲惨です。
みんなから出たアイデアを無理やりつなげただけのひどい資料が出来上がります。

これは採用担当者から見るとすぐにわかります。
論理が飛躍してたり、結論があいまいだったりするので、そこを容赦なく突っ込まれます。
なのでグループディスカッションの時間の80%は構成の検討に時間を使うようにしてください。

ちなみに、経営コンサルタントや有名ブロガーさんなども、アウトプットを出すまでの時間配分はこの80:20の配分が多いです。

時間配分を決めておくと、チームメンバーのみんなも今の時間は何をやっているのかが明確にわかるのでこちらの意図に沿った発言をしてくれるようになる効果もあります。

アイデア出し

メンバー一人一人に意見をもらい、アイデア出しをしましょう。
良いアイデアが出たら素直に褒めて、内容を要約してメンバー全員と共通理解を作りましょう。

もし意見が出ない人がいたら、自分自身の意見をぶつけて感想を聞くなどして置いてけぼりにしないようにしよう。
理由は、あなたがチームの主導権を握っているリーダーだからです。

みんなが意見を言えるようにムードを底上げすることがあなたの役割です。
主導権を握っているからといってパワープレーをするのはやめましょう。

社会に出たら、チーム全体で動くことがほとんどなので、できない奴は置いてけぼり精神ではうまく行きません。
気をつけましょう。

発表内容の検討

発表内容はPREP法に従って検討しましょう。PREP法の概要は以下です。

結論(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、結論(Point)の頭文字をとったのがPREPで、この枠組みにそって話を進めることで説得力も高まります。
引用元:PREP(プレップ法) テンプレート プレゼン構成の考え方<例文あり>

基本的にこの段階で行うことは、みんなのアイデアや意見を「結論・理由・具体例」の項目に当てはめていくだけです(最初と最後の結論は同内容なので省略)。

3つの項目のうち、1つが欠けていたらそこは再度話し合いましょう。
項目が埋まったらPREPの構成全体を見直して論理破綻がないか全員でチェックしましょう。

発表者の検討

構成検討の最後ですね。
基本的には、発表者はリーダーであるあなたがやった方が無難です。
みんなの意見を取りまとめているので一番全体を把握できているからです。

しかし、チームメンバーの中にはアイデアが良かったり、話しがわかりやすい人もいるケースがあるので、その場合はその人に任せても可です。

僕の場合はいいアイデアマンがチームメンバーにいたので発表は僕が担当し、チームで出たアイデアや意見についての補足説明はアイデアマンの彼に任せました。

発表資料の作成

構成作りが終わっていよいよ発表資料の作成の段階です。
PREP法の構成にしたがって発表資料の作成を行いましょう。

正直、ここで言うことはほぼありません。
構成をバッチリ決めておけばここはほとんど迷いなくスラスラ資料に起こせると思います。

あえて言うならば、字がキレイな人や絵がうまい人に任せましょう(笑)。
発表資料のわかりやすさは構成でほとんど決まりますが、見栄えが悪かったらそれはそれでわかりにくくなるので…

この手順で仕上げられたら発表で言いよどんだりすることはないです。
発表原稿も構成段階で作ったPREPの項目を見ながら発表するだけなのでかなりわかりやすい発表ができるはずです。

今日紹介した方法は、社会に出てからも役立つので習慣化しよう

今日紹介した方法は、社会に出てからも役立つのでぜひ習慣にするようにしましょう。
特に、資料作成の時間配分(80%:20%)やPREP法は、社会に出てからも使える超便利なツールです。

仕事の生産性が低い人は、構成に時間をかけていないことが多いです。
みんな速く仕事を終えたい気持ちが先走ってすぐに資料を作成しようとしています。
しかし、これはほぼうまくいきません。

僕自身も経験があるのですが、時間がなくて焦っている時ほど、先に手を動かしてしまい、逆に資料作成に時間がかかることがありました。

構成を決めないまま資料作成を始めるのは、地図がないまま旅に出るのと同じです。
目的地とたどり着くまでのルートが決まっていなければ間違いなく道に迷います。

逆に構成の検討にしっかり時間を割いていれば、いざ資料作成で迷った時に全体感を都度確認できるので迷いがなくなります。

言いたいことも論理がきれいに通っているので相手からも一発OKがもらいやすいです。
もしダメだったとしても、相手からは具体的なフィードバックがもらえるので修正箇所も明確になります。

また、PREP法は、社会人コミュニケーションの基礎中の基礎なので、ぜひ身につけましょう。
この話し方が身につくと社会人の先輩方とスムーズにコミュニケーションがとれ、社会人生活がとても楽に始められます。

ブログは以上です。

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takaya

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