こんにちは。米澄岳弥(Yonezumi Takaya)です。
今社会人生活5年が立ちました。
学生時代を振り返ってみると、
「こういう基準で仕事選びしておけばよかったな〜」
「もっと学生段階でこういう質問を自分やエージェントに聞いておけばよかったな〜」
と思うことがありましたのでブログに書きました。
- 就活を目の前に控えているのに仕事の選び方がわからない
- 特に取り柄がないからどの仕事を見ても自信がわかないという方はいますか
そんな方向けに仕事の選び方を解説します。
【やりたいことがなくても大丈夫】仕事の選び方
以下の質問に回答してみてください。
- 1〜10年前の自分に伝えたいことはあるか?
- 今までの人生で思い入れがある人は誰か?(自分でも可)
上の質問に回答することができないなら人生経験の中から選んでみましょう。
- 小学校〜大学までで楽しかったことは?(理由もあわせて回答)
- 小学校〜大学までで嫌だったことは?(理由もあわせて回答)
質問に回答するメリット
ビジネスの本質をついた質問だからです。
そもそも、ビジネスは自分が好きなことで相手の役に立つことです。
相手の役に立っていても自分が楽しくなければ長続きしません。
自分が楽しくても欲しがる人がいなければビジネスになりません。
誰のどんな役に立ちたいかを徹底的に考え、アイデアを実行し続けることが大事です。
だから僕が用意した質問が活きてきます。
いきなり誰の役に立ちたいかなんて考えても回答は難しいと思います。
しかし、過去の自分であれば伝えたいこと、やっておいた方がいいことが浮かぶはずです。
過去の自分に伝えたいことは、似たタイプの人にも伝わります。
これができればビジネスで重要なお客様視点を手にしたも同然です。
過去の自分のことなので当時の困っていた状況を鮮明にイメージできるはずです。
そして何か改善案を今の自分なら提供できるはずです。
社会人になると耳にタコができるほど聞くお客様視点でものを考えるとはこういうことです。
もちろん、人の役に立った経験があり、とてもやりがいを感じたのであればそれはストレートに仕事選びの基準になります。
過去の自分へのメッセージが浮かばないという方は、楽しかったことや嫌だったことを理由とあわせて思い出してみましょう。
僕の場合は楽しいことがあんまりなかったので嫌だったこととその理由をたくさん書いていました。
嫌だったことの反対は自分の好きなことの可能性が高いですからね(笑)。
まずはそこから考えて自分の人生の価値観・判断基準をどんどんブラッシュアップしていきましょう。
人生の価値観・判断基準をブラッシュアップする方法はこちらの記事にも書いています。
質問に答え終わったら、あとはリクナビやマイナビに登録して就職活動をどんどん進めましょう。
就活でよくする質問は分かりにくくて答えにくい
僕が就活をしていた時、先輩インタビューをさせていただく機会がありました。
貴重な機会でとてもありがたかったのですが、僕としてはあまり意味を感じませんでした。
なぜなら、自分がする質問もぼやっとしてるから相手からの回答もぼやっとしてるからです。
例えばこんな感じ。
僕:「仕事をしていて何が一番楽しいですか?」
先輩:「お客様の役に立てた時ですね」
僕:「・・・」
会話はここで終了してしまいました。
これだけではビジネスは分かりません。
当たり前ですが、ビジネスは商品やサービスに対してお金を払うお客様がいます。
自分が好きなことでお客様の役に立ってこそビジネスです。
お客様がどんな人で、何に困っていて、どんな商品・サービスを届けることで問題解決をしているのかを知ることがビジネスを理解することです。
だから、お客様を具体的にイメージすることがビジネスのスタートなのです。
例えば、スコップを買うお客様は、穴が欲しいのではなく花を植えて庭をきれいにしたいのかもしれません。
相手が何を求めているかを知って初めて商品・サービスを提供する意味が出てくるのです。
そのお客様像を明確にできたらとても強いです。
そしてもし、
そのお客様像が自分のような人間だったら
過去に自分が喜ばせる相手と同じような人だったら
イメージするのは簡単ですよね。
僕が用意した質問の重要性がわかっていただけたかと思います。
自分の人生の指針だけでなく、ビジネスの本質に通じる質問なのです。
ブログは以上です。応援しています!