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論理的思考とは?鍛え方も含めてわかりやすく解説

2022年5月16日

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こんにちは。社会人になると論理的思考を鍛えろってよく言われますよね。
今回は、論理的思考について解説します。鍛え方も一緒にまとめましたのでぜひ読んでいってください。

論理的思考とは

辞書を引いてみるとこんな感じの内容でした。

論理的:前提とそれから導き出される結論との間に筋道が認められて、納得が行く様子だ。

『新明解国語辞典第七版』三省堂

ちょっと分かりにくいのですが、要するに「主張と根拠の因果関係が明確で、納得できること」です。
特に因果関係がちゃんと順序立てて説明できていることが重要です。

よくある例として「風が吹けば桶屋が儲かる」があります。
これだけだと、なんで風が吹いたら桶屋が儲かるの?と疑問に感じます。
その因果関係を説明すると次のようになります。

風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える。盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。猫が減るとねずみが増え、ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶということ。

引用元:goo辞書より

このように、風が吹いて桶屋が儲かるまでの間に何が起こっているかを順番に説明すると納得できますよね。
この説明の仕方ができると職場でも話が通りやすく、かなり楽になります。

論理的思考の鍛え方(実体験を交えて)

ここからは、論理的思考の鍛え方を解説します。これは僕の実体験からきているので参考になると思います。

①言葉の意味を辞書で調べる

意外かもしれませんが、僕はこれで論理的思考が身につきました。
私は受験生の時、ある私立大学を志望しており、その試験では国語の代わりに小論文の試験がありました。
対策のために先生に添削をしていただいていたのですが、言葉の使い方が全然ダメで、真っ赤になって返ってきていました。

国語そのものも苦手でしたので、小論文を書くなんてもっと苦手でした。
なんで国語の点数が上がらないかというと、いつも問題文や本文の意味を取り違えていて、解答の方向がずれていました。

なので僕は少しでも意味に引っかかりがある言葉を見つけては片っ端から辞書を引いて文章や問題文の意味を丹念に調べました。
結果、国語の点数が上がりました。それだけでなく、小論文でも高評価をいただけるようになりました。

物事を考える時、私たちは言葉を使って考えています。
自分が使う言葉の定義が曖昧だと自然と話の流れもうやむやになったり飛躍したりします。

まずは自分が引っかかる単語の意味を丁寧に調べることをおすすめします。
語彙力が上がれば自然と論理的思考力も上がります。
ちなみに、マーケターの巨匠と言われるジェイ・エイブラハム氏も著書の中で語彙力を上げて成功したエピソードを紹介されています。
興味がある方は読んでみてください。

②マインドマップで思考を整理する

自分の思考を整理するときはこの方法がおすすめです。
思考を文章にして書くことももちろんいいのですが、書きすぎると全体感を見失ってしまいがちです。
話の切れ目や文の要素のつながり(因果関係)が分かりにくくなってしまいますので、マインドマップでまとめるようにしましょう。

主張と根拠、そして各要素をマインドマップにまとめると、一目で話が飛躍している箇所や矛盾がある箇所を確認できます。
マインドマップで話の内容をまとめてから文章に落とし込むと大きな論理のずれがなくなり、文章の修正も少なくなってお得です。

PCのアプリケーションを使っても、ノートにマインドマップでまとめてもどちらでも大丈夫です。
僕はXmindを使っています。是非試してみてください。

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takaya

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