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競争社会で疲れたなら降りよう【僕は降りました】

2022年6月24日

内容に広告・プロモーションを含みます

こんにちは、米澄岳弥(Yonezumi Takaya)です。
競争社会にいて疲れ果てていませんか?

 

  • 会社で出世のために競争ばかりで疲れた
  • 毎日数字を追いかけるのに疲れた
  • 競争社会を抜け出したい

 

こういう思いが数ヶ月続いているならもう競争社会を降りてしまいましょう。
僕は競争社会から降り、出世を手放した結果、心身ともに健康になれましたので詳しく解説します。

競争社会で疲れたなら降りよう【僕は降りました】

繰り返しになりますが、競争社会で疲れたなら降りましょう。理由は2つあります。

 

  • 理由①:競争社会は上に行けばいくほど辛くなるから
  • 理由②:ビジネスは競争ではないから

 

理由①:競争社会は上に行けばいくほど辛くなるから

大企業や外資系の企業に入るとすぐに出世競争が始まります。
同期や先輩・後輩全員がライバルになり、誰よりも業績を上げなければいけません。

仮に最初は勝ち残れても、大変なのはある程度出世した後です。
さらに優秀な人間と競争しなければいけないからです。
それに勝って社長になれたとしても正直給料は頭打ちです。

理由②:ビジネスは競争ではないから

僕が競争社会を降りようと思った最大の理由がこれです。
ビジネスってそもそもなんなんでしょうか?

僕にとってビジネスは「固定概念を覆すこと」です。
つまり、誰もみていないところにチャンスを見つけて新しいサービスや商品を作り出すことがビジネスなのです。

これって実は、競争とは正反対なんですよね。
競争は一番目立つ社長の椅子をめがけて全員が一直線に向かっていますがビジネスは誰もみていないところに1人で歩んでいくことですから。

ビジネスと競争は全く別物なのです。

競争社会に居続けるとコンプレックスだらけでつらくなる

昔の僕は、それでも迷っていました。

・会社で給料を稼ぐ以外にどうやって食っていくの?
・今の会社で結果出せないならどこいっても結果出せないんじゃない?

こんなことをいつも考えていて、ダラダラ残業したりしていました。

一番辛いのは、コンプレックスを感じた時ですね。
同期が残業している時ほど焦る気持ちが出てきました。

自分ももっと頑張らないとどんどん差をつけられてしまうと思うと悔しさとみじめ差で心がいっぱいでした。

このような状態で仕事の生産性が上がるはずもなく、どんどん仕事のミスは増え、自信がなくなっていく負のスパイラルにはまっていきました。

そんな時に僕に気づきを与えてくれたのがPayPalの創業者で有名なピーター・ティールでした。
著書『ZERO to ONE』の中で彼はこう述べています。

アメリカの教育システムは競争への強迫観念を反映しているし、それを煽っている。学生の競争力を成績ではっきりと評価し、最も成績のいい生徒はステータスと信任を得る。個人の才能や志向に関係なく、全員に同じ教科を同じように教える。じっと机についているのが苦手な生徒は劣等感を覚え、テストや宿題に秀でた子どもは現実から離れた学校という狭い世界でアイデンティティを確立することになる。トーナメントを勝ち進むにつれて、それはますますひどくなる。エリート学生はやる気満々で階段を昇り続けるけれど、ある時点で競争に敗れ夢が砕かれる。

高校時代には大きな夢を持っていても、大学では同じく優秀な学生がコンサルティングや投資銀行といった、いわゆる一流の就職先を目指してしのぎを削る中に埋没してしまう。みんなと同じになるために、学生(あるいはその家族)は、インフレ以上に値上がりを続ける、何万ドルもの学費を支払っている。なぜ僕たちはそんなことをしているのだろう?

ピーター・ティール,ブレイク・マスターズ. ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか (Japanese Edition) (pp.63-64). Kindle 版.

彼自身も、スタンフォード大学に飛び級で合格したエリートで、競争社会にどっぷり浸かっていました。
競争社会の中で勝ち抜くことを考え、順調にエリート街道を歩んでいたものの、最高裁の法務事務官のキャリアまで後一歩のところで及ばず、挫折を味わうことになりました。

しかし、彼はその挫折を味わったからこそPayPalを創業する道ができたのだし、そちらの人生の方が幸福でした。

メール決済サービスを生み出し、それを求めているニッチな市場を見つけて会社を大きく成長させることができたのは、競争社会から離れ、まだ誰も気づいていない重要な真実(隠れたビジネスチャンス)に気づいたからです。

競争から降りることは人生を諦めるのではなく、ビジネスがスタートする時と捉えるべきだということが、彼の言葉から読み取れます。

彼の言葉に僕は心底共感し、救われました。

ビジネスは競争ではなく、「誰も気づいていない重要な真実に気づく」こと、すなわち固定概念を打ち崩すことだということに気づきました。

そこからビジネスに対する考え方がガラッと変わり、こうしてブログなどの副業をスタートすることになりました。

以前よりも今の方が断然幸福です。
自分の時間がたっぷりできて、スキルアップに使うことができます。
自分の人生が自由自在です。
競争社会に疲れたと思っている方は早く仕事を切り上げて、プライベートの時間を充実させましょう。
その方が幸せになりますよ。

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takaya

こんにちは。ブログを読んでいただき、ありがとうございます! 競争社会から抜け出して自由に生きる方法を発信しています。

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