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哲学と自己啓発、どう違うの?サクッと解説

2022年5月14日

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こんにちは。
哲学と自己啓発本はどう違うのかわからないという方いらっしゃいますか?

実際読んでみるとどちらも生き方とか人生の指針とかについて色々語っているものが多いし、
すごく抽象的だし何が違うのかよくわからないという疑問を持つ方もいると思います。

実際、僕もそう考える時期がありました。
ただ、読んでみると両者は根本的に違うところがあるのでサクッと簡単に解説します。
これを読んでいただくといい本の選び方、すなわち自分の人生にプラスになる人の選び方がわかるのでぜひ読んでいってください^^

  • 哲学は自分自身や世界の真理を探究する
  • 自己啓発本は一人の成功者の真似を強いる
  • 哲学を学ぶメリット&デメリット

哲学は自分自身や世界の真理を探究する

哲学は自分にとって抜き差しならない問いを立てて、自分自身や世界そのものの真理を探究するというのが本来の姿です。
なので、世の中で起こっていることをひたすら吟味して、自分の頭で考えることは哲学と言っていいでしょう。

自分の頭を使って考え、世の中はこうなっているのではないかと仮説を立てて、実際に検証してみると更に自分理論が深まっていきます。
そうすると自分が心地いと感じる考え方や習慣がブラッシュアップされるので、人生がどんどん好転していきます。

自己啓発本は一人の成功者の真似を強いる

一方、自己啓発本は一人の成功者に焦点が当たっています。
「こうすれば成功する」「俺はこれでうまくいった」→だから大丈夫!みたいな。

確かにその人はそのやり方や考え方で成功したと思うのですが、大事なことが忘れ去られています。
それは人生は一回きりで同じ人生は存在しないとうことです。
だから自己啓発本を読んで真似したからといってその人に合ったやり方とはいえないし、ましてやそれで読んで満足する状態では何も生まれないでしょう。

個人的に自己啓発本で問題だなと思うのは、成功パターンが1つしか紹介されていないということです。
たちの悪いものだと、それ以外に成功はあり得ないと断言するものもありますので、鵜呑みにすると読者の思考を狭めてしまう危険性があります。

哲学を学ぶメリット&デメリット

以上のように、哲学と自己啓発は可能性の広げ方という点で大きく異なります。
哲学は、自分の頭を使って考えて検証するのでインプットとアウトプットの質が段違いです。
自分の経験が濃くなるので話の説得力が格段に上がりますし、人生も好転していきます。

頭を使って考えるということは、言葉を使って考えるということです。言葉を使って考えていると定義に敏感になります。

「健康ってなんだろう?体は病気じゃなくても元気がない人はたくさんいるよな。
そういう人はどちらかというと仕事を休みたがるし、なんなら何もしたくないって思うよな。
とすると、病気の人と同じように休養が必要だよな。
健康はその反対だから、休養よりもむしろ、自分に負荷を与え続ける元気がある人のことかな?」と言ったように。

このように言葉の定義を自分なりに考えて納得のいくものまで磨き上げると世界の見え方が変わります。
今まで自分がマイナスだと思っていたものが、プラスに見えてきます。これは人生でとてもプラスになることです。
言葉の定義が明確になるとは、人生における価値観・判断基準が明確になるからです。
判断基準が明確になるということは、今後の人生の選択に迷いがなくなるということです。
間違いなく心地いい人生になりますよね。

一方でデメリットは、自分の頭で考えるので時間がかかるということです。
確かに哲学は世の中のいろんな説を吟味するので、考えることに多くの時間を費やします。その間は確かに辛いです。
世界で起きていることは複雑ですし、どうでもいいやと投げ出したくなります。
しかしそれでもメリットの方が圧倒的に多いです。

その理由は先ほども説明したように、自分なりの判断基準ができるということです。
人生では色々なことが起こります。
その時に行き当たりばったりで決めたり、感情や他人のいい話に流されたりすると、自分の人生にとってはマイナスだったりします。
自分の考えを普段からブラッシュアップしておけば、「やる・やらない」の判断を最初から終えていることになり、長期的にみてお得でしかないです。
ぜひ哲学を学んで自分の人生を好転させてくださいね。応援してます。

なお、哲学を使って思考する具体的な方法についてはこちらの記事でご紹介しています。よかったらどうぞ。

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takaya

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