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他人と比較数する癖をやめて幸福に生きるための知恵

2022年6月22日

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こんにちは、米澄岳弥(Yonezumi Takaya)です。
今日は、他人と比較してしまう癖を解消する記事を書きました。

他人の目が気になったり、他人からの評価で気分が浮き沈みする人に有益な内容ですのでぜひ読んでいってください。

他人と比較数する癖をやめて幸福に生きるための知恵

自己肯定感について

他人と比較する癖がある人は自己肯定感が低いです。
そして何より、自己肯定感を根本的に誤解している人が多いですね。

ひろゆきさんの切り抜き動画になりますが、スパチャのやりとりが秀逸すぎたのでこちらをまずはご覧ください。

いかがでしたでしょうか。
私は最初この動画を見たときにギクッとしました(笑)。

自己肯定感は、ひろゆきさんが言う通り、自分で自分を認めることなのですが、いつの間にか他人から認められて初めて自分を認められる状態にすり替わってしまっているんですね。

この動画を見て同じような勘違いをしていると思った方は考え方を変えましょう。他人からの評価を気にしない、無視することがコツです。

人類に知能の優劣は存在しない

これは綺麗事ではなく、人類学に基づく事実です。

クロード・レヴィ=ストロース(1908年〜2009年)という人類学者の思想を紹介します。

彼がブラジルのアマゾン流域の原住民の調査を行った時、彼らの思考が共通の「構造」を持っており、それはヨーロッパで培われてきた高度な数学や科学と共通するものという衝撃的な事実でした。

当時のヨーロッパでは、近代の産業革命を成し遂げた西洋こそ最も文明が進んでいるという自負がありました。

しかし、レヴィ=ストロースはそれに対して明確に「NO」を叩きつけました。
彼は、フィールドワークを進めていく中で民族の神話を研究し、ヨーロッパの数学と同じ構造を持っていることを突き止めました。

ところで「未開」社会の神話を見てみると、そこに必ず<構造>が見つかった。つまり、「未開」社会の神話を支えている、人びとの集合的な思考の働きと、西欧近代の数学を支えている思考の働きとは、実態が同じだった。神話と数学。このふたつは、みかけこそ似ていないが、両方とも同じ秩序を隠している、二つの制度なのだ。当然、知のシステムとして、どちらがどちらに優越しているということもない。
引用元:『はじめての構造主義』橋爪大三郎著(講談社現代新書)P.129

人類の脳内で持っている構造は同じであり、その点において絶対的な優越はないということをレヴィ=ストロースは主張しました。

だから、他人との比較をすること自体がナンセンスなのです。
それは、他人を自分より上と見るのも、下と見るのもナンセンスということです。
結局同じ人間なのですから、優劣をつける思考をそもそもやめてしまいましょう。

それでも他人と比較してしまう人は自分の時間を作り出そう

今日のブログでは、他人との比較をやめるための知恵をお伝えしましたが、それでも比較してしまう方はいると思います。
そういう時は、強制的に自分1人の時間を増やしましょう。詳しくは別のブログで解説しているので良かったらこちらも読んでみてください。

ブログは以上です。

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takaya

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